渡辺 さゆり
訓点語学/日本語史
日本語・日本文化専攻
言葉に尽くせぬ想いを語りたい
学びのキーワード
#文学 #日本語力 #古典 #国語科教員
#日本文化 #自己理解 #他者理解 #日本語再発見
#マンガ・アニメ・J-POP
言葉に尽くせぬ想いを語りたい
#文学 #日本語力 #古典 #国語科教員
#日本文化 #自己理解 #他者理解 #日本語再発見
#マンガ・アニメ・J-POP
毎日当たり前に使っている「日本語」を見つめ直す。
それは、自分自身を見つめることにつながります
日本語・日本文化専攻の先生は、親身な指導をすることで知られています。深い愛情に裏付けられた教育が成り立つ大きな理由は、この専攻が日本語、文学、そして教育を学ぶ場だから。自分が伝えきれない想いを言葉に託して語るために、私たちは「日本語」を学ぶ。理屈では片付かない気持ちを持て余すのが人間ならば、そのやりきれなさを扱うのが「文学」、そしてそうした日本語の持つ制約も可能性もみんな含めてこれからの未来を生きるこどもたちに何をどう伝えていくかについて考えるのが、サツダイ流「国語教育」―日本語・日本文化専攻には、言葉に尽くせぬ想いについて語る、教師と学生の学び合いの場が開かれています。
相手の気持ちを動かすには、どのように「話す」か。どのような文章を「書く」か。人を説得しうる日本語表現力は、日本語を「学問」として学ぶことで、より確実に身に付きます。
古典も現代文も、和歌もJ-POPも、小説もマンガもアニメもみな含めて「文学」×「ブンガク」。4年間で幅広いジャンル及び数多くの作品に触れ、物語に隠された深層、時代に翻弄される人間の喜怒哀楽などについて学びます。
これからの時代に求められる教師は、生徒とともに学び、対話し、地域社会の中で生きる覚悟をもって教育に携わることのできる存在。そのような考えのもと、国語教師を目指す学生たちは、積極的に人間と関わり、地域活動に参加し、「主体的、対話的で深い学び」を実践しています。
※司書教諭の資格取得には本学協定校にて必要な残りの単位を修得する必要があります。詳しくは、お問い合わせください。
※開設科目については変更する場合があります。
新聞で使用できる漢字の目安として常用漢字表があります。「絆」は常用漢字表外字ですが新聞でよく目にします。そこには表記に関するルールがあるのです。「日本語表現論」では現代日本語の文字・表記について考えます。
『源氏物語』『枕草子』は、日本人の美意識の代表作ですが、日本の心の美しさを表す流麗な文章の源流には中国からの学びが潜んでいました。漢籍から学んだ教養をどう日本人好みにアレンジしていったのかを解き明かします。
近代以降の作家を文学史に沿って取り上げ、当時の社会や若者像と今の社会状況を比べながら、学生たちとともに「現代に生きる私たちが生き延びる方法」について考えます。大教室の中でレポートを通じ学生同士が意見を交わし、討論するのも楽しみのひとつです。
夏目漱石、宮沢賢治といった近代作家から「君の名は。」で知られる新海誠まで、時代も思想もジャンルも異なる作家を取り上げ、参加学生と解釈の違いを楽しみ、作品世界の奥深さと出会います。何かと息苦しい時代の中で、私たちがもっと自分らしく生きるためのヒントと出会える授業です。
将来出版・編集、教員など他者とかかわる仕事を考えている人に向けて「話す・聞く」「書く」力を総合的に付けるための授業です。一つの雑誌を企画し取材に出て記事を書き、編集作業を経て売り込むまでを体験します。