学群・専攻

日本語・日本文化専攻

学びのキーワード

#文学 #日本語力 #古典 #国語科教員
#日本文化 #自己理解・他者理解 #日本語再発見
#マンガ・アニメ・J-POP

毎日当たり前に使っている「日本語」を見つめ直す。
それは、自分自身を見つめることにつながります

高校古典の最初の扉となる教材をどう教えるか、800年前の私たちの祖先が残した「メッセージ」を未来の社会を創る子どもたちに一人の教師としてどう伝えるか―日本語・日本文化専攻で国語教師を目指す学生たちは、そのような文化の橋渡しとしての役割意識をもって、今日も真剣に日本語を学び、文学や人間理解を通して日本文化の真髄と出会っています。雑誌編集の仕事に携わりたい、同じ志を持った友人と切磋琢磨し創作活動に励みたい、よき日本語の使い手としてコミュニケーション能力を高めたいetc…さまざまな思いあふれる仲間とともに、言葉に尽くせぬ想いについて語り、自己を知り他者を理解し、安心できる環境の中でゆっくりと自分の可能性を探りあてていく。そのような豊かな学びあいの場が、ここには確かに開かれています。

ゼミナール

荒木 奈美ゼミナール

荒木 奈美ゼミナール

テーマ

自分の「好き」を学問にする

学生たちの興味・関心を生かし、ともに学び合い、自己形成意欲の醸成を目指す

ゼミナールは基本的に学生の要望に応える形式で実施しており、特に自分の「推し」のアニメやゲーム、アーティストを順番に紹介する「推しプレゼン」は毎回盛り上がります。2020年度の取り組みでユニークなのは、自分の人生のしくじった経験を高校生や社会の大人たちと語りあう「闇カタリバ」です。他者の成功譚ではなく、その逆を行くという発想に期待を寄せています。自分を隠さずに心開ける環境があるのはとても健康的です。このゼミは学生同士だけではなく、教員にとっても貴重な学びの場となっています。

学びのポイント

他者に伝わる日本語表現力を
身につける

日本語で書かれた作品を丁寧に読み、語りあい、自分の育った文化や大好きな人や作品について、他者に伝わる日本語で書き表せることを目指します。表現しがたいもやもやはロジカルシンキングでスッキリ整理。これしかないと思った考えも、皆で語り合う中で多様に広がっていきます。

日本語で書かれ 表現された作品は、
すべて研究対象

学生たちは皆4年間の学びの中で自分の好きな対象を見つけ、各々の研究成果を卒業研究として形にします。研究対象の条件は一つ、日本語で書かれたものであること。若者言葉、方言、アニメ、ゲーム、J-POP。ボカロ、世界の文学etc…源氏物語をきっかけに芸術の世界に開眼する人 もいます。

経験から学び現場で成長する、
思考力・表現力豊かな人間、教師を育てる

文学作品に描かれているのは、人の心のうらがわや社会の見えないカラクリ。社会に出てよき社会人、教師となって活躍するために必要な能力の一つは、そのような人の気付かない側面に気付いて形に示せる思考力や表現力です。経験の中から豊かな人間性を育むことを目指します。

STUDENT'S VOICE

STUDENT VOICE

物語を文法から読み解きたい。
論理的な読解法について考察しています。

中川 瑞穂

Nakagawa Mizuho

日本語・日本文化専攻3年
池上学院高等学校出身

現代文の読解問題は書き手や登場人物の心情を読み解くのが一般的ですが、文法から論理的に答えを導く方法もあるのではと考えました。いまは日本語の歴史や文字表記について考えるゼミに所属して、辞書による語釈(語句の意味の説明)の違いを考察しています。日本語・日本文化専攻には個性的な先生が多く、熱の入った授業が受けられます。話に惹きつけられ夢中になってしまうこともよくあり、そのおかげで苦手だった古典にも興味が出てきました。

取得できる資格

  • 中学校教諭一種免許状(国語)
  • 高等学校教諭一種免許状(国語)
  • 学芸員

目指す資格

  • 日本漢字能力検定2級
  • 文章読解・作成能力検定2級(文章検)
  • 情報検定(情報活用試験、
     情報デザイン試験)2級(J検)

目指す進路

  • 企画・出版・編集に携わる職業
  • ホテル・サービスに携わる職業
  • 日本語表現力を生かした職業
    〈教員〉
  • 中学・高校の国語科教員
  • 特別支援学校の教員
  • 司書教諭 ※ など

※司書教諭の資格取得には本学協定校にて必要な残りの単位を修得する必要があります。詳しくは、お問い合わせください。

進路実績

民間企業/ヨドバシカメラ、DCMホーマック、マックスバリュ北海道、富士メガネ、エンパイアー、ドン・キホーテ、アインホールディングス、サッポロドラッグストアー、北雄ラッキー、野口観光、ピクニックストーリー、キャスト、KSP・EAST、スポーツフィールド、日の丸産業社、日本生命、 盛岡タイムス社、さっぽろ青少年女性活動協会、ウェルビー、学校法人三育学院、学校法人共育の森学園、苫小牧中央高等学校、北星学園余市高等学校 など
公務員/北海道高等学校教員、北海道特別支援学校教員、北海道公立学校(中学校)教員、自衛隊(航空、陸上、自衛官候補生)、利尻富士町職員 など

4年間の流れ

1年次
日本語・日本文学・臨床教育学に関する基礎を中心に学び、専攻分野に対する興味・関心を拓きます。日本語運用能力を高める各種検定試験にチャレンジします。
※基盤教育科目から、「日本語学入門」「文学入門」「臨床教育学入門」の履修を推奨します。

日本語・日本文化専攻科目

クリエイティヴ・ライティング/クリエイティヴ・シンキングⅠ/日本・世界文学総論
2年次
各分野の知識及び興味・関心を偏りなく広げ、日本語・日本文化理解においてバランスの取れた学びを目指します。

日本語・日本文化専攻科目

クリエイティヴ・ライティング/クリエイティヴ・シンキングⅠ/日本・世界文学総論
日本文学史A/日本文学史B/日本文学概論A/日本文学概論B/日本語概論/日本語表現論/日本文化概論/日本文学表現論/文学と現代社会A/文学と現代社会B/文学と現代社会C/漢文学/書道/言語学概論Ⅰ/言語学概論Ⅱ/クリエイティヴ・シンキングⅡ/日中比較文学文化概論/日中文化交流史概論/日本史概論Ⅰ/日本史概論Ⅱ/日本武芸文化論

ゼミ科目

ゼミナールⅠ/ゼミナールⅡ
3年次
各自が培った興味・関心に従い、より専門的な学びを実現します。自ら定めた進路や研究テーマに応じた幅広い科目選択をすることで、計画的に学修を進めます。

日本語・日本文化専攻科目

クリエイティヴ・ライティング/クリエイティヴ・シンキングⅠ/日本・世界文学総論
日本文学史A/日本文学史B/日本文学概論A/日本文学概論B/日本語概論/日本語表現論/日本文化概論/日本文学表現論/文学と現代社会A/文学と現代社会B/文学と現代社会C/漢文学/書道/言語学概論Ⅰ/言語学概論Ⅱ/クリエイティヴ・シンキングⅡ/日中比較文学文化概論/日中文化交流史概論/日本史概論Ⅰ/日本史概論Ⅱ/日本武芸文化論
日本語学応用A/日本語学応用B/日本語表現演習/日本語学特講A/日本語学特講B/日本文学特講A/日本文学特講B/日本文学特講 C/日中比較文学文化論/日中文化交流史/世界の文学/日本武芸文化演習/学校経営と学校図書館/読書と豊かな人生/学習指導と学校図書館

ゼミ科目

ゼミナールⅢ/ゼミナールⅣ
4年次
4年間の集大成として卒業制作に励みます。知識をさらに広げ深めていくために、副専攻の修得を目指した科目選択も奨励します。

日本語・日本文化専攻科目

クリエイティヴ・ライティング/クリエイティヴ・シンキングⅠ/日本・世界文学総論
日本文学史A/日本文学史B/日本文学概論A/日本文学概論B/日本語概論/日本語表現論/日本文化概論/日本文学表現論/文学と現代社会A/文学と現代社会B/文学と現代社会C/漢文学/書道/言語学概論Ⅰ/言語学概論Ⅱ/クリエイティヴ・シンキングⅡ/日中比較文学文化概論/日中文化交流史概論/日本史概論Ⅰ/日本史概論Ⅱ/日本武芸文化論
日本語学応用A/日本語学応用B/日本語表現演習/日本語学特講A/日本語学特講B/日本文学特講A/日本文学特講B/日本文学特講 C/日中比較文学文化論/日中文化交流史/世界の文学/日本武芸文化演習/学校経営と学校図書館/読書と豊かな人生/学習指導と学校図書館

ゼミ科目

ゼミナールⅤ/ゼミナールⅥ

※基盤教育科目についてはこちらをご覧ください。※開設科目については変更する場合があります。

主な科目

日本語表現論

新聞で使用できる漢字の目安として常用漢字表があります。「絆」は常用漢字表外字ですが新聞でよく目にします。そこには表記に関するルールがあるのです。「日本語表現論」では現代日本語の文字・表記について考えます。

文学と現代社会

近代以降の作家を文学史に沿って取り上げ、当時の社会や若者像と今の社会状況を比べながら、「現代に生きる私たちが生き延びる方法」について考えます。大教室の中でレポートを通じ学生同士が意見を交わし、討論するのも楽しみのひとつです。

日本語表現演習A,B

将来出版・編集、教員など他者と関わる仕事を考えている人に向けて「話す」「聞く」「書く」力を総合的に付けるための授業です。一つの雑誌を企画し取材に出て記事を書き、編集作業を経て売り込むまでを体験します。

日本文学特講A
(古典分野)

『源氏物語』『枕草子』は、日本人の美意識の代表作ですが、日本の心の美しさを表す流麗な文章の源流には中国からの学びが潜んでいました。漢籍から学んだ教養をどう日本人好みにアレンジしていったのかを解き明かします。

人気作家の世界
(日本文学特講C)

夏目漱石、宮沢賢治といった近代作家から「君の名は。」で知られる新海誠まで、時代も思想もジャンルも異なる作家を取り上げ、参加学生と解釈の違いを楽しみ、作品世界の奥深さと出会います。何かと息苦しい時代の中で、私たちがもっと自分らしく生きるためのヒントと出会える授業です。

主な時間割例

主な時間割例

専門担当教員

浅見 吏郎
対照言語学/社会言語学/
日本語と外国語の言語接触について

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小笠原 はるの
コミュニケーション学/
言語と教育をめぐる思想/翻訳学

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時崎 久夫
英語学・言語学(音韻論・統語論)

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教育目標(カリキュラムポリシー:CP)

日本語・日本文化を学際的に学び、多様化する文化形態や現象を読み解いた上で、自ら表現できる能力を身に付け、自己理解・他者理解に長けた柔軟性のある人材の養成を目指します。

到達目標(ディプロマポリシー:DP)

<知識・理解>

日本語の特性や日本語を表現手段とする古典から現代に至る日本文学を理論的に学びながら、多角的視野に基づいて日本文化を理解し表現できる能力を身につけます。

<関心・意欲>

日本語・日本文化の諸問題について関心を持ち、解決に向けて主体的かつ意欲的に取り組む力を身につけます。

<技能・表現>

問題を解決するために自ら情報を収集・分析・比較検討し、導き出された結論を具体的に自己表現できる能力を身につけます。

<態度・志向性>

主体的な学習によって自らの意欲を維持しながら、他者の意見も受け入れ共感できる力を身につけます。

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