2月16日(金)～3月5日(火)に、令和5(2023)年度冬期札幌大学短期海外研修を実施しました。この研修は、語学力向上及び異文化理解を目的として行うもので、2023年9月に続きオーストラリアへ2回目の派遣となりました。

参加した学生たちはケアンズ市にある英語学校で世界各国の留学生たちと共に英語を学習し、現地での生活体験により見聞を広めました。
また、学校に併設する寮に宿泊した学生は他国の留学生との共同生活で異文化を理解する機会に恵まれ、ホームステイをした学生はオーストラリアならではの生活スタイルを体験しました。

参加学生からのコメント

青木　映璃(英語専攻4年)
私は前回に引続き2回目の参加となりました。前回は寮に泊まり、今回はホームステイを経験しました。2度の参加を通じて、「どこに留学に行くとしても自分から積極的に動かなければ何事も始まらない」ということを学びました。現地では不思議なくらい一瞬にして人との繋がりができ、英語学校の先生や留学生は優しく、人の温かさが印象に残っています。

他の留学生との記念撮影

佐藤　孔(英語専攻1年)
英語学校に到着してから英語のみの環境に置かれました。最初は不安でしたが、少ないボキャブラリーを頑張って使った結果、思った以上に友達ができ、先生たちに驚かれました。初めての海外渡航のため不安がありましたが、一歩踏み出して参加したことは間違いなく正解でした。海外研修で様々な方々に出会えて良かったです。サポートしていただいた札幌大学とオーストラリアで出会った方々にとても感謝しています。

日本の家族にホストファザーをテレビ電話で紹介

文　成源(地域共創学群1年)
今回、初めて英語圏の国に行きました。英語を話せないことが心配でしたが、英語だけでなく文化も学びたいと思っていましたので参加して良かったです。もう一度、海外研修に参加するチャンスがあるなら参加したいと思います。今もあまり上手に英語を話すことはできませんが、海外研修は英語学習が全てではなく、異文化体験もできるので、自分の視野を広げることにとても役立ちました。

英語学校スタッフと帰りの空港で記念撮影

札幌大学では、引き続き加速するグローバル社会で活躍できる人材育成に注力してまいります。
本学は、11ヵ国・地域の40大学と学術交流や単位互換制度に関する協定を結んでおり、海外留学制度も設けています。また、学内には国際交流の拠点として「札幌大学国際交流センター：SUICC(Sapporo University International Communication Center)」を設置し、異文化交流や、留学に関する情報を発信しています。