学群・専攻

歴史文化専攻

教育現場や文化財保護などにおいて、

持続可能な社会

の実現に貢献する人材を育成することを
目標としています。

考古学・歴史学・アイヌ文化などを学ぶことで、過去から現代までを見通す長期的な思考と、
北海道と日本、世界各地の文化を俯瞰的にとらえる視野を身につけます。
歴史文化に対する広い視野と総合的な知識により、急速に変化する現代社会が抱える
様々な課題に対して、自分で考え、判断して行動できるようになります。

進路イメージ

歴史を教える教師や、
博物館・教育委員会に勤める
学芸員の資格を取得して、
歴史専門分野の
プロフェッショナルを目指せます。

取得できる資格

●中学校教諭一種免許状(社会)
●高等学校教諭一種免許状(地理歴史)
●博物館学芸員

目指す資格

●中学校・高等学校教員
●博物館学芸員
●地方公務員
●観光業
●各種民間企業 など
■こんな学生にオススメ
◎北海道ならではの歴史探訪をしてみたい
◎日本や世界の歴史を学ぶのが好き
◎遺跡や歴史的建造物に興味がある
■学びのポイント

アイヌ文化、北方史、
北方考古学を学べる

フィールドワークで
現場対応力を身につける

人類の歴史や文化を広く学び、
未来を展望する力をつける

誌上ゼミナール 瀬川 拓郎先生

北海道では古代末に
土器が鉄鍋と木椀に置き換わった。
では、鉄鍋と木椀にはどんな優れた点がある?

11世紀から13世紀にかけて、北海道には本州の文化が強く及び、竪穴住居から平地住居へ、土器の甕から鉄鍋へ、土器の椀から木製の椀へと生活が大きく変化します。考古学ではこれを「アイヌ文化の成立」と呼びます。アイヌ民族の祖先である北海道の人々が、なぜ本州の文化を取り入れたのか?それによって暮らしの質がどう変わったのか考えてみましょう。

  • 1

    モノから
    謎解きしてみよう

    歴史の謎をモノに即して具体的に考えるのは、考古学の醍醐味です。さてこの頃、本州でも土器が鉄鍋と木椀に置き換わっています。いずれも高価なものでしたが、鉄鍋と木椀には土器にはないいくつもの利点がありました。それは何でしょうか?

  • 2

    身近なモノを
    観察してみよう

    たとえば花を植える素焼きの鉢とプラスチックの鉢を比較したとき、素焼きの鉢にはどのような欠点があるでしょうか。鍋料理を作るとき、土鍋と金属の鍋を比較すると、どのような違いがあるでしょうか。みそ汁を飲むとき、陶器と木椀を用いるのはなぜでしょうか。実際に観察しながら考えてみましょう。

  • 3

    答えは
    一つだけではない!

    気がついたことをメモしていきましょう。答えは一つとは限りません。さまざまな視点から、これ以上思いつかないというまで考えてみることが必要です。

専門担当教員

内山 隆司
経済理論の歴史/
古典派経済学

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松友 知香子
西洋美術史/
博物館情報・メディア論

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進路実績

民間企業/アイヌ民族文化財団、生活協同組合コープさっぽろ、北海道クリーンシステム、日本郵便、北そらち農協 など
公務員/寿都町学芸員、せたな町学芸員、平取町職員、浜頓別町教育委員会、別海町役場、砂川市役所 など

学位授与の方針 [ディプロマ・ポリシー:DP]

教育課程編成・実施の方針 [カリキュラム・ポリシー:CP]

教育課程編成の目的

歴史文化専攻では、学校教育分野や文化財保護分野等において、歴史学・地理学・考古学・アイヌ学等の専門知識を用いて、地域社会に貢献できる人材を育成する。

学修過程(分類毎の履修の目的・目標・過程)
〈CP1〉日本史
日本史に関する専門知識を学び、長期的な思考と北海道、日本に対する俯瞰的な視野を身につける。
〈CP2〉外国史
外国史に関する専門知識を学び、長期的な思考や世界と日本との結びつき、文化の多様性・複合性への視野を身につける。
〈CP3〉地理学
地理学に関する専門知識を学び、北海道と日本、世界諸地域に対して地誌的に考察し、地理的な見方や考え方を身につける。
〈CP4〉考古学
考古学に関する専門知識を学び、北海道を中心とする日本列島に対する長期的な思考を身に付けると共に、文化財保護の意義を理解する。
〈CP5〉アイヌ学
北海道の先住民族であるアイヌ民族の歴史や文化を学び、アイヌ民族を中心とする日本列島北部周辺に対する長期的かつ俯瞰的な視野を身につける。
〈CP6〉関連科目
教職課程の高等学校地理歴史科や中学校社会科、学芸員課程の資格取得に必要な知識を身に付ける。
〈CP7〉ゼミナール
文献資料や実物資料を客観的に把握し、観察する手法を学び、それを論理的に考察した上で、自ら課題を設定して卒業研究に取り組む。
教育課程の構成と学習成果(DP)との関係

歴史文化専攻カリキュラムマップ (PDF:567KB)

副専攻科目

歴史文化専攻を副専攻と認定する場合の条件は以下のとおり。

(1)以下に示す表の科目群から合計20単位以上を修得。

(2)科目群Ⅰから10単位以上を修得。

(3)科目群Ⅱから10単位以上を修得。

  科目名(単位)
科目群Ⅰ 外国史(東洋史)A(2)
外国史(東洋史)B(2)
外国史(西洋史)A(2)
外国史(西洋史)B(2)
日本史概論Ⅰ(2)
日本史概論Ⅱ(2)
人文地理学(2)
地誌学(2)
自然地理学Ⅰ(2)
自然地理学Ⅱ(2)
科目群Ⅱ アイヌ文化論Ⅰ(2)
アイヌ文化論Ⅱ(2)
日本北方史(2)
考古学特講Ⅰ(2)
考古学特講Ⅱ(2)
日本近現代史(2)
アイヌの歴史(2)
中国史A(2)
中国史B(2)
学修方法と評価
  • 歴史学・地理学・考古学・アイヌ学等について幅広く理解し、基礎的な知識を身につけ、さらに一つの分野を深く学び、学校教育、社会教育現場、文化財保護分野等への専門職に対応できる能力を身につける。
  • 資料を計測したり、古文書を読んだり、フィールド調査の技術を身につけたうえで、資料を客観的に把握し、報告・発表ができる。
  • 調査等の作業を通じ、物事に対し積極的、忍耐強くかかわり、自分で判断し行動することができる。
  • フィールドワーク等を通じ、課題解決のために集団の中で協同ができる。
  • 各科目は、試験またはレポートにより100点満点でAA~Eの6段階で評価し、60点以上を合格とする。

入学者受入れの方針 [アドミッション・ポリシー:AP]

札幌大学では、豊かな教養と確かな実践力を備え、他者と協力し、未来を切り拓き、地域や世界へはばたこうとする意欲的で多様な価値観をもつ学生を求めています。そのため、歴史文化専攻では、学力の3要素毎に以下のような資質・能力・意欲を持った人物を入学者として受け入れています。

歴史文化専攻 [入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)]については、以下のファイルをご確認ください。

歴史文化専攻 「入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)」(PDF:624KB)

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