札幌大学について

札幌大学総合研究所
講座・講演会

アイヌ文化教育研究センター2023年度シンポジウム「伝統文化とテクノロジー」
日時 2023年10月28日(土)13:00〜16:30
場所 札幌大学SUcole(スコーレ) 1階プレアホール
講師 檜山敦 氏(一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科教授)
講演内容 アイヌ文化教育研究センターはテーマを「伝統文化とテクノロジー」とし、2023年度シンポジウムを開催した。
基調講演は檜山敦氏。映画「アイアンマン」やスマホアプリ「ポケモンGO」などの例えも交えて解説。人間国宝の持つ技術をデータとして記録して、それを使って技能伝承に活用するという事例をあげ、テクノロジーを独立したものとしてではなく、人間の身体機能の延長・補強する手段として捉え、これまでに積み重ねてきた伝統にテクノロジーを取り入れることで、どのような未来に繋げれられるかについて講演した。身体データの流通や高齢化社会でのリハビリへの活用、その市場の形成などにも話が及んだ。
基調講演後、具体的に対象をアイヌ文化に設定し、アイヌ文化に対してどのようなアプローチがあり得るかについてのワークショップを実施した。
札幌大学英語教育研究センター「話すための英語音読プログラム紹介と英語力向上の秘訣紹介」
日時 2023年7月9日(日)13:30~16:00
場所 札幌大学SUcole(スコーレ) 1階プレアホール
講師 大杉正明 氏(清泉女子大学名誉教授)、浦島久 氏(札幌大学客員教授)、今井康人 氏(札幌大学教授)
講演内容 札幌大学英語教育研究センターでは、本学で研究開発された英語教育プログラムを紹介しながら、英語教育を担う指導者を育成するためのセミナーを開催し、広く道内外の高校教諭等とのネットワークを構築するとともに英語教育の発展を目指すことを目的として本セミナーを開催した。
プログラムは、札幌大学英語教育研究センター長今井康人先生より"英語音読がなぜ効果があるのか"という視点で英語音読プログラムの理論に触れた後、北海道の英語教育界で著名な浦島久先生から、実際にこの英語音読プログラムを使い、"どのように英会話に効果があるのかを体感させる"実践的な講義を行った。
また、NHK英語番組でお馴染みの大杉正明先生から、実際に英語を使う場面で"いかにその比喩表現力が重要か"について特別講演を行った。事前申込162人に対し、参加人数は125人(うち高等学校等13校・16人)となった。
札幌大学英語教育研究センター設立記念講演会&パネルディスカッション-日本の英語 教育のレジェンド二人が札幌大学に降臨!-
日時 2023年1月10日(火) 14:00~(開場 13:00)
場所 札幌大学SUcole(スコーレ) 1階プレアホール
講師 浦島 久 氏 ジョイ・イングリッシュ・アカデミー学院長「話すための英語音読のすすめ:考え方とやり方」
杉田 敏 氏 元NHKビジネス英語講師・昭和女子大学客員教授「これからの英語」
講演内容 本講演会は、札幌大学英語教育研究センター設立を記念し開催。
・ジョイ・イングリッシュ・アカデミー学院長の浦島先生からは、講演①「話すための英語音読のすすめ:考え方とやり方」と題し、実践的な英語力が身につくとともに英語を通してさまざまな分野の知識が得られる「音読」の極意を、動画を交えて解説。
・NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」講師を永く務められた杉田先生からは、講演②「これからの英語」と題し、人種やジェンダーなどの観点から多様性社会とともに変化してゆく表現、新たに生まれた言葉について解説。
・パネルディスカッションでは、今井康人センター長の進行のもと、濱田英人教授を交えて、言語学や国民性、文化の違いなど日本語と英語を比較、英語学習者としての日本人などのテーマでディスカッションを進める。
小・中・高・大の英語の接続教育の研究
講師 濱田 英人 札幌大学 地域共創学群 外国語学系 教授
後藤 善久 札幌大学 地域共創学群 外国語学系 教授
今井 康人 札幌大学 地域共創学群 外国語学系 教授
【動画配信】
令和3(2021)年度学校法人札幌大学研究助成(共同研究)の研究成果による発表
講演内容 英語では、名詞を「数えられる名詞」と「数えられない名詞」に区別することが大事です。数えられる名詞である"banana"と数えられない名詞の"milk"の違いは何でしょう?次に、鳥として見ている"chicken"は可算名詞なのに、鶏肉として見ている"chicken"が不可算名詞なのはなぜでしょう?さらに、食事を表す名詞でも、"meal"は数えられるのに、"breakfast"は数えられないのはなぜ? "time"や"history"が可算になったり、不可算になったりするのはどうして?この講座では、小学校から大学まで十数年間かけて教わる内容を体系化し、可算と不可算の違いへの「気付き」と、それを区別する「ルール説明」を繰り返しながら、色々な「なぜ?」を解決するための英語的発想を示し、段階的に理解を深めていきます。
【動画】札幌大学公開講座
フィールドテストによる抹消皮膚温・血流量と運動パフォーマンスの関連性の検討
講師 土肥 崇史 札幌大学 地域共創学群 教養学系 助教
岩本 正姫 札幌大学 地域共創学群 教養学系 助教
【動画配信】
令和3(2021)年度学校法人札幌大学研究助成(共同研究)の研究成果による発表
講演内容 私たちは運動をする際、ウォーミングアップ(準備運動)を行います。ウォーミングアップアップで筋肉を温め、運動に適した筋温にすることによって、怪我のリスクを減らすとともに、よりパフォーマンスを発揮しやすい状態にしています。しかし、全身が均等に温まっていくわけではなく、身体の中心部に比べ抹消部は温まるのに時間がかかります。特に寒冷環境においては、手足などの抹消部への冷えの影響は大きいことが考えられます。そこで、今回は、抹消部の冷えと運動パフォーマンスに与える影響について(バスケットのシュートを題材にして)、そして抹消部を温めるという観点から、軽運動(グーパー運動)が抹消部の温めに与える影響について考えます。
【動画】札幌大学公開講座
師からなにを学ぶか?──ときめく知の継承について
日時 平成30年6月1日(金)  16:30~18:00
場所 札幌大学 3号館3102教室
講師 今福 龍太 氏(東京外国語大学大学院教授)
講演内容 現代の公的な学びの場において、「師と弟子」というつながりを創造することはますます難しくなりつつあります。けれども、真に自らの血肉となる知性や技芸を伝授されるためには、「教師と学生」という制度的な関係をこえて何かを学ぼうと求める態度が不可欠です。そう強く求めたとき、「師と弟子」が誕生します。それは精神の師であり精神の弟子です。深く生きるための財産となるかけがえのないつながりです。そのような関係に踏み出したとき、人は師からなにを、どのようにして学びとるのでしょうか? 情報や知識の受け渡しに終わらない、遊動的、身体的で、かつ音楽的な学びの奥義と、ときめくほどの知の継承の喜びについて、自分自身の学びの軌跡を回顧しながら語ります。登場するのは、真にわが師と呼ぶべき、戸井田道三(能評家)、山口昌男(人類学者)、アメリコ・パレーデス(民俗学者)、そして里英吉(奄美の唄者)の4人です。
<世界>の縮図としてのフットボール
日時 平成28年12月7日(水)  17:00~18:30
場所 札幌大学プレアホール
講師 西村 雄一 氏(公益財団法人日本サッカー協会プロフェッショナルレフェリー)
講演内容 最もグローバル化した文化としてのフットボールにおいて、ワールドカップで審判を務められるなど、世界のサッカーに触れられてきた経験から、世界レベルのフットボールはもちろんのこと、フットボールを通じて見えてくる<世界>について、独自の視点で語っていただきます。ここでいうところの<世界>は、いわゆる国際試合に出場している国や地域としての世界、それにまつわる世界情勢、代表選手やサポーターが背負っている<国>でもあります。また、唯一選手以外でピッチに立つ審判だからこそ見える世界もあり、こうした多様な世界観を想定しています。
講演からフットボールという窓を通して見えてくる<世界>を共有することで、文化、政治、経済、社会、地域、国際などの理解を深め、広い視野と総合的な思考や意欲を培うきっかけや基盤になると期待しています。
北海道から挑戦する地域創生と国際貢献ー道内包括連携自治体およびJICA事業海外フィールドを事例としてー
日時 平成27年11月17日(火) 14:40~16:10
場所 札幌大学プレアホール
講師 西山 徳明 氏 北海道大学 観光学高等研究センター長
講演内容 北海道CATS(Center for Advanced Tourism Studies/観光学高等研究センター)および大学院観光創造専攻は、「地域における観光創造」を理念とし、「価値共創」「地域恊働」「国際貢献」を3つの柱として研究・教育活動を実施しています。
旅は人を育てると言いますが、単なる旅を超えた地域貢献・国際貢献という目的を持ったフィールド調査への旅は、学生や教員に自己の再発見と大いなる発展を与える貴重な機会です。話題として、学生とともに挑戦を続けているCATSの道内連携自治体(美瑛町、札幌市等)やJICA観光開発国際協力事業(エチオピア、フィジー、ペルー等)のフィールド事例を紹介し、私たちの経験と抱える課題を参集頂くみなさまと共有することで、これからの北海道の大学にできる
ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会へ
日時 平成26年11月18日(火) 17:00~18:30
場所 札幌大学プレアホール
講師 今井 紀明 氏 NPO法人「D×P」代表

【NPO法人「D×P」】
高校生が中退したり、進路未決定のまま卒業したりすることを防ぐ取り組みを事業としている。将来への意欲と自律的に人生を歩む力を持たせるため、ロールモデルを発見し、成功体験を蓄積できるよう、キャリア教育プログラムとチャレンジプログラムを展開。2010年設立、2012年NPO法人格取得。
講演内容 「世界がまずい状況になってきている」と感じ、その世界に触れるために行動してきた今井氏の足跡をたどっていただく。そして、「9.11」と「3.11」を経たこれからの社会を生きるために、今は何を考えられているのか、2010年から活動しているNPO法人D×P(ディーピー)の理念でもある「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会へ」をテーマに、その前進する思考を語っていただく。
安全と安心とは違う
日時 平成24年11月12日(月) 14:40~16:10
場所 札幌大学プレアホール
講師 村上 陽一郎 氏 東洋英和女学院大学学長
司会 井上 治子 札幌大学経済学部教授
講演内容 安全・安心はセットで論じられることが多いが、全く異なるカテゴリーに属する。安全にはリスクが、安心には不安が対応するようにリスクを管理・制御すれば、安全は向上するが、安全が向上したから、人々は安心するわけではないことは、原子力の場合を考えればよく判るだろう。リスク管理には科学・技術が直接貢献できるが、不安管理(などという言葉はないこと自体、問題の所在を明らかにしている)は、政治や管理側の姿勢、誠意など、科学・技術とは別の次元での配慮が必要になる。本講演では、その辺を考えてみたい。
講師紹介 1936年東京都生まれ。
東京大学教養学部、同大学院博士課程で科学史・科学哲学を学ぶ。
上智大学理工学部、東京大学教養学部、同先端科学技術研究センター、ウィーン工科大学、国際基督教大学教養学部、東京理科大学大学院理科教育研究科などで教鞭をとり、平成22年から東洋英和女学院大学学長。
近著『あらためて学問のすすめ』(河出書房新社)、『私のお気にいり』(集英社)など、本講演に直接関わるものとしては『安全学』(青土社)など。
現代企業社会のあり方を問う ー大学生の就活実態から考えるー
日時 平成23年11月5日(土) 14:00~16:30
場所 札幌大学プレアホール
講師 森岡 孝二 氏 関西大学経済学部教授
司会 豊田 太郎 札幌大学経営学部准教授
講演内容 「就職新氷河時代」の学生たちの就活の現状を概観し、学生たちを待ち受ける企業社会と職場生活に舞台を移し、ブラック企業の働かせ方の実例を挙げるとともに、企業は労働者にどんな働き方を求めているのかを問う。また、雇用とは何かを考え、ILO(国際労働機関)の唱えるディーセントワークの理念を手がかりに、まともな働き方の条件を明らかにし、働き方の改善の鍵は、サービス残業解消型のワークシェアリングにあることを確認する。
講師紹介 1944年大分県生まれ。
京都大学大学院経済学研究科博士課程中退。
大阪外国語大学助手を経て、現在、関西大学経済学部教授。
経済学博士(京都大学)。株主オンブズマン代表、大阪過労死問題連絡会会長。
専門は、株式会社論、企業社会論、労働時間論。
著書としては、「強欲資本主義の時代とその終焉」(桜井書店、2010年)、「就活とブラック企業」(岩波ブックレット、2011年、編著)などがある。
アパの経営戦略
日時 平成23年10月15日(土) 14:00~15:30
場所 札幌大学プレアホール
講師 元谷 芙美子 氏 アパホテル社長
講師 元谷 芙美子 氏 アパホテル社長
コーディネーター 御手洗 昭治 札幌大学文化学部教授
講演内容 アパグループ40周年を機に開始した中期五カ年計画「サミット5」・頂上戦略を中心に、ホテル・マンションのこれからの展望について語る。ホテル棟数・年間マンション供給数ナンバーワンをめざす戦略と最新ホテルの客室設計など。
講師紹介 1947年福井県生まれ。
早稲田大学大学院博士課程修了。
アパホテル社長。
主な著書は、「私が社長です」(IN通信社、2001年)、「続・私が社長です」(IN通信社、2005年)などがある。
高知県民の北海道開拓-北見・北光社を中心に-
日時 平成22年11月10日(水) 10:40~12:10
場所 札幌大学プレアホール
講師 白井 暢明 氏 旭川工業専門学校名誉教授
講演内容 明治期に北海道開拓のために集団移住してきたキリスト教的団体がある。その中から高知県(土佐)から移住した二つの団体、つまり坂本龍馬の甥で自由民権運動の闘士であった坂本直寛をリーダーとする北見・北光社、そして坂本の同僚で国会議員であった武市安哉をリーダーとする浦臼・聖園農場を取り上げ、その移住動機や移住の経緯、移住後のコミュニティ形成の特色などについて述べる。
講師紹介 1943年北海道室蘭市生まれ。
北海道大学大学院文学研究科博士課程(哲学)中途退学、北海道大学文学部助手、旭川工業高等専門学校教授、名寄市立大学教授を経て、現在名寄市立大学非常勤講師、旭川高専名誉教授。
著書としては、『未来を拓く北海道論』(ぎょうせい、平成8年)、『北海道開拓者精神とキリスト教』(北海道大学出版会、平成22年)などがあり、現在月刊誌『北方ジャーナル』に「北海道独立論」を連載中。
ドストエフスキーと現代-黙過と共苦-
日時 平成22年9月25日(土) 15:00~17:00
場所 札幌大学プレアホール
講師 亀山 郁夫 氏 東京外国語大学学長
コメンテーター 望月 哲男 氏 北海道大学スラブ研究センター教授
講演内容 グローバル化時代の特徴の一つとは、世界のさまざまな災厄に関する情報を瞬時にして手に入れることができる点にある。私たちがそこでとる態度は、基本的に「黙過」である。要するに、黙って見過ごすのだ。ドストエフスキーは、その作品世界で、この「黙過」という非行為のもつ罪悪性を追究してきた。その動機とは、果たして何だったのか。本講演では、『罪と罰』を中心に、作家がその克服の道をどう模索していたかについて考える。
講師紹介 1949年栃木県生まれ。
東京大学大学院。2007年から東京外国語大学学長。
専門はロシア文化・ロシア文学。
NHKテレビ『ロシア語会話』の講師などを務めた。
2008年、ロシア語・ロシア文化研究の普及に貢献した外国人に贈られるプーシキン・メダルをモスクワ・クレムリンにてメドベージェフ大統領から授与された。近年はドストエフスキーの翻訳でも著名。