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北海道インターナショナルスクールの生徒と本学学生によるディスカッション交流を開催しました

2025年7月11日 国際交流

6月11日(水)、本学の学生立志テラスS-wing(図書館1階)を会場に、北海道インターナショナルスクール(以下HIS)の生徒と本学学生によるディスカッション交流が行われました。

今回の交流は、「オーバーツーリズム(観光地やその地域住民の生活の質、また旅行者の体験の質に対して、観光が過度に与えるネガティブな影響)」をテーマに、学生たちが主体となって企画・運営を行いました。HISからはジェレッド・バンジャー教諭の引率のもと、多様な国籍をもつ生徒24名が、本学からは小笠原はるの教授のゼミナールIおよび言語文化論を履修する学生、さらにアメリカからの交換留学生2名を含む23名が参加しました。

ディスカッションでは、「オーバーツーリズムから考える観光の本質」「環境破壊との関係」「異文化理解に必要なこと」「旅行前の現地マナー・文化のリサーチ」の4つのテーマについて、英語でのグループディスカッションと発表を行い、活発な意見交換が行われました。

その後は大学会館で昼食交流を行い、引き続き和やかな雰囲気の中で親睦を深め、昼食後には学生による本学キャンパスツアーも実施。互いの文化や学校生活について語り合う貴重な時間となりました。

参加学生のコメント

「これまで英語は授業や試験のためのものだと思っていたけれど、自分の意見を英語で伝え、相手の反応を直接感じられたことで、英語を通した交流の楽しさに気づけた」

「アイスブレイクを通して相手が話しやすくなる場づくりを考えたことで、人と関わる姿勢や言葉の工夫も学べた」

今回の交流を通して、英語に苦手意識をもっていた学生も大きな変化を感じられました。また、英語力だけでなく異文化コミュニケーション力や企画運営の力も育まれた有意義な交流となりました。

今後もこのような国際交流の機会を重ね、学生たちの学びと成長につなげていきます。

問い合わせ先

札幌大学国際交流センター SUICC
TEL:011-852-9138

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