令和7年10月15日、小笠原はるのゼミナール(日本語・日本文化専攻・リベラルアーツ専攻)の学生20名が、西岡高台児童会館で交流活動を行いました。
この交流活動は今年で3年目となり、ゼミで学ぶ「コミュニケーション」や「対話による共生」を、地域社会の中で実践する取り組みの一環です。準備段階から、子どもたちの安全や年齢に合わせて遊びを工夫し、学生たちは当日まで入念に準備を重ねてきました。
回を重ねるうちに、学生たちは地域の子どもたちとの信頼関係を育み、顔なじみの子どもたちとの再会を楽しみにする姿も見られました。子どもたちの成長を見守る喜びや、長く関わるからこそ感じられる学びも深まっています。
今年のテーマは「子どもたちと笑顔をわけあう、秋の異世代交流」。体育室とクラブ室の2会場に分かれ、学生たちのアイデアが光る手づくりのコミュニケーションツールを通じて、地域の子どもたちと心を通わせました。
体育室では、学生が工夫を凝らして考案した「手づくりゴルフ」や、力と笑いの「大根抜きゲーム」、そしておなじみの「ドッジボール大会」で大盛りあがり。転がるボールと笑い声が絶えず、子どもも学生も夢中になって遊びました。
一方のクラブ室では、「絵本カルタ」や「射的」が人気。カルタでは真剣に札を探す子どもたちの姿に、学生もつい熱が入り、射的では的に命中するたびに歓声が上がりました。
参加学生のコメント
- 子どもたちと接するのに苦手意識があったが、まったくその意識がなくなった。子どもたちの明るさやまっすぐな反応が嬉しく、自然な笑顔で交流できました。
- 言葉よりも笑顔やからだでつながれることを実感した。
こうした体験を通じて、学生たちは世代を超えた対話の大切さや、地域とともに生きることの豊かさを実感しています。札幌大学では、これからも地域とともに学び、成長する教育活動を続けていきます。
問い合わせ先
企画部 地域連携課
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