ニュース

本学サッカー部が北海道美幌町で「エデュケーションプログラム」を実施しました

2025年10月14日 地域交流

 令和7年9月8日(月)~11日(木)、本学男子サッカー部13名と女子サッカー部3名が北海道美幌町を訪れ、「エデュケーションプログラム」を実施しました。
 本事業は、美幌町教育委員会スポーツ振興課との連携によって実現し、学生が地域振興に関わる活動に主体的に参加することで、「地域の活力」向上及び「学生の学び」の深化を図るとともに、地方のニーズに応える実践的な活動を通じて、学生が自身の「社会的役割」に気付く機会とすることを目的としています。

 今年度は、地域のスポーツ推進を取り巻く諸課題に対し、本学の有するスポーツ資源を活用した地域コミュニティの活性化を目指し、地元の少年団に所属する小学生や高齢者、障がいを持つ児童など、多様な層に対するスポーツの機会を創出しました。加えて、OBOGや地域関係者との意見交換会を通じ、地域住民との交流も深めました。4日間のプログラムで、延べ約300名の町民の皆様との交流を図り、相互に刺激と学びを得る機会となりました。

 当日に向け、学生たちは、事前にコミュニケーションツールを活用し、地域で実際に活動する方々から、地域の現状や課題について講話をいただくとともに、本学の専門的な知識を持つ教職員から、児童や高齢者と接する際の心構えや具体的な対応方法について、丁寧な指導を受けました。事前学習によって、学生たちが地域理解を深め、実際の活動に活かせる学びを得ることで、当日はスムーズに活動に臨むことができました。
 活動の中で、学生たちは、町の皆様から寄せられる感謝の言葉に触れ、自身の経験や若者の力が地域に笑顔と元気をもたらすことを実感することができました。今回の活動は、学生たちにとって、地域と繋がり、学びを深めるだけでなく、自分自身の成長のため、さまざまなことに挑戦する大きな一歩となりました。
 ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。

 本学では、今後もさまざまな地域との連携事業を通し、「他者と協働しながら、地域に新しい価値を創り上げる」という地域共創学群の理念のもと、次世代の担い手の育成という教育機関としての社会的使命を果たして参ります。

参加学生のコメント

  • 最初は、初めての経験に不安がありましたが、この活動を通して、やりがいを大きく感じ、自分でも地域に貢献できると自信を持つことができました。
  • この活動を通して、サッカーに関わり続けてきた自分に自信を持てるようになりました。誰かのために行動することの温かさに触れ、やりがいや達成感も感じることができました。
  • 普段の大学生活や部活動では得られない経験をすることで、視野が広がり、人との繋がりの大切さを改めて感じました。地域社会との関わりを考えるきっかけになるとともに、人や地域に貢献できる生き方をしたいという思いが芽生えた活動となりました。
  • この活動で、子どもからお年寄りまで、幅広い世代と関わり、地域に笑顔や繋がりを生むことができたと思います。また、地域の方々との交流から地域の課題や思いを知り、地域住民で一緒に考えることが、「地域創生」に繋がると強く感じました。

問い合わせ先

企画部 地域連携課
TEL:011-827-5877

この記事をシェアする

  • LINE

この記事の関連記事

Information

  • X
  • Instagram
  • LINE
  • YouTube
  • Facebook