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プレスリリース

2008.10.31

世界平和アピール七人委員会 札幌大学講演会「洞爺湖サミット後の日本と世界」開催

日本を代表する科学者や文学者らが世界平和のメッセージを発信している「世界平和アピール七人委員会」(以下、七人委員会)の講演会を、11月15日(土)、札幌大学で開催します。

札幌市が国連軍縮会議を積極的に開催し、さらに本年7月には「北海道洞爺湖サミット」が開催されたことを受け、七人委員会が北海道で世界平和・軍縮を広く訴える講演会の開催を希望し、故・内山尚三元札幌大学学長が1960年から2002年まで七人委員会の第2代事務局長を務めたことが縁となり、札幌大学での開催の運びとなりました。

当日は、七人委員会の武者小路公秀、土山秀夫、小沼通二、池田香代子、池内了の五氏が、核軍縮や環境問題などをテーマに平和を訴える講演を行います。

受講料無料です。

日時 2008年11月15日(土) 13:00~16:00 (開場12:30)
会場 札幌大学プレアホール (札幌市豊平区西岡3条7丁目3-1)
講演者及び講演テーマ

武者小路公秀氏 (元国連大学副学長、国際政治学)
「洞爺湖サミットが残したもの:平和に生存できる道を求めて」

土山秀夫氏 (元長崎大学学長、病理学)
「「核の傘」と日本の核武装」

小沼通二氏 (慶応義塾大学名誉教授、物理学)
「米大統領選後の核廃絶への動きと日本」

池田香代子氏 (『世界がもし100人の村だったら』著者、ドイツ文学・翻訳家)
「食の安全と消費者」

池内 了氏 (総合研究大学院大学教授、宇宙物理学・天文学)
「宇宙のロマンと宇宙基本法」

参加申込方法 電話、FAX、または電子メールによりお申し込みください。
問合せ及び参加申込先 札幌大学能力開発センター
TEL.(011)852-9118 FAX.(011)856-8284 E-mail:forum@ofc.sapporo-u.ac.jp
主催 世界平和アピール七人委員会
札幌大学
七人委員会北海道講演実行委員会
後援 北海道、北海道教育委員会、札幌市、札幌市教育委員会、
北海道新聞社、朝日新聞北海道支社、毎日新聞北海道支社、読売新聞北海道支社、
北大九条の会、日本ジャーナリスト会議北海道支部、北海道弁護士会連合会

【世界平和アピール七人委員会】

世界平和アピール七人委員会は、政治的党派に無関係な立場で世界に平和を訴える会として、1955年11月11日、平凡社社長(当時)だった下中弥三郎氏の提唱によって、下中、植村環、茅誠司、上代たの、平塚らいてう、前田多門、湯川秀樹の各氏をメンバーに設立されました。以来、人道主義と平和な国際社会の実現を目指す無党派の有識者の集まりとして活動し、これまでに、川端康成、朝永振一郎、井上靖など日本の知性21人が引き継いできました。現在は、井上ひさし(元日本ペンクラブ会長)、土山秀夫(元長崎大学学長、病理学)、武者小路公秀(元国連大学副学長、国際政治学)、大石芳野(写真家、東京工芸大学教授)、池内了(総合研究大学院大学教授、宇宙物理学)、池田香代子(『世界がもし100人の村だったら』著者、ドイツ文学)、小沼通二(元パグウォッシュ評議会委員、理論物理学、事務局長兼務)の各氏が活動しています。

半世紀以上にわたり戦争や核問題などについて、これまでに94のアピール・声明を発表、政府や各国首脳に申し入れを行うなど、国民の先頭に立って平和や人道を守る活動を続けています。

これまでの委員

下中弥三郎、植村環、茅誠司、上代たの、平塚らいてう、前田多門、湯川秀樹

川端康成、朝永振一郎、大河内一男、田畑茂二郎、井上靖、伏見康冶、桑原武夫、関屋綾子、隅谷三喜男、内山尚三、久保亮五、平山郁夫、永井道雄、小柴昌俊

世界平和アピール七人委員会 http://worldpeace7.jp

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