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札幌大学ハンドボール部員7名がドイツ遠征に参加 ― 北海道学生選抜として国際舞台で強化試合を実施 ―

2026年3月 5日 スポーツ・文化

2026年2月17日から2月25日にかけて、札幌大学ハンドボール部の学生7名が、北海道学生ハンドボール連盟の選抜チームの一員として、ドイツ・フランクフルトへの海外遠征に参加しました。

本遠征では、現地クラブチームとの強化試合4試合を実施。ヨーロッパ特有のスピード感やフィジカルの強さ、戦術理解の高さを体感する貴重な機会となりました。選抜チームの主将は、本学3年生の佐々木功之介さんが務め、チームを牽引しました。また、選抜チームの監督は、本学ハンドボール部監督の福田大樹職員が務めました。

試合を通じて学生たちは、体格差やプレースタイルの違いを実感する一方で、日本の強みであるスピードや戦術が通用する場面も多く、国際レベルでの手応えを得ました。それぞれが自身の課題と可能性を見つめ直し、今後の競技力向上に向けた明確な目標を持つ機会となりました。

また、遠征は競技強化にとどまらず、ドイツの歴史や文化に触れる国際交流の場ともなりました。市内散策や文化施設の見学、現地の方々との交流を通じ、日本との価値観や生活習慣の違いを学ぶことで、国際的な視野を広げる経験となりました。

さらに、ドイツ最高峰リーグであるブンデスリーガの試合を観戦。世界トップレベルのプレーや戦術、満員の観客が生み出す熱気を体感し、競技への意欲を一層高めました。

札幌大学では、スポーツを通じた実践的な学びと人間的成長を重視しています。今回の海外遠征は、その教育方針を体現する取り組みの一つであり、学生が国際舞台で得た経験は、地域スポーツの発展やリーダーシップ育成にもつながるものと期待されます。

【試合結果】
2月18日(水) 対 TV Idstein 36-32 勝ち
2月19日(木) 対 TSV Birkenau 18-38 負け
2月22日(日) 対 Team S3L 32-27 勝ち
2月23日(月) 対 TV Nieder-Olm 23-34 負け

今回参加した学生からのコメント

① 4年生としての参加・初めての海外経験・試合での手応えと課題
唯一の4年生としてドイツ遠征に参加できたことは、学生生活の最後に得られた大きな財産となった。初めての海外で言語への不安もあったが、思った以上に会話の単語を聞き取ることができ、ジェスチャーを交えながら現地の人と意思疎通できたことは自信につながった。
試合では、相手の体格やパワーに圧倒される場面もあった一方で、日本のスピードや戦術が通用する場面も多く、十分に勝負できる手応えを得た。「もっとやれた」という悔しさは残ったが、それも含めて次のステージでの成長につなげたい。

② 練習の成果と体格差への実感・明確になった課題
体格差を意識した事前練習を重ねてきたが、実際に海外選手と対戦すると、その差の大きさを改めて痛感した。ただし、日本の強みであるスピードは国際レベルでも十分に通用し、これから取り組むべき方向性や課題がはっきりと見えた遠征でもあった。
個人的には調子が上がらず苦しい時間も多かったが、その中でパフォーマンスを安定させるメンタルの重要性や、自分自身を客観的に見つめる視点の必要性を実感した。この経験を糧に、次のステージでも成長を目指したい。

③ キーパーとしての学び・観戦から得た刺激・ハンドボール文化の熱量
ドイツの選手と対戦する中で、体格差から生まれるフィジカルの強さを強く体感した。キーパーとしては、日本ではほとんど経験のない高い打点のシュートや強烈なボールに対応する必要があり、非常に刺激的だった。
ブンデスリーガの試合観戦では、球速の速さ、選手全員がシュートを狙う積極性に圧倒された。ほぼ満席の会場と観客の熱量、判定への反応などから、ドイツのハンドボール文化の厚さを肌で感じた。
この経験は競技人生において非常に貴重であり、今後の成長やチームへの還元につなげていきたい。また、現地の人々との温かい交流も印象に残った。

④ 慣れない環境での生活・フィジカル面の課題・食文化の気づき
海外での生活の中で試合に臨むことは簡単ではなかったが、その分多くの学びがあった。特にドイツ選手のフィジカルの強さは圧倒的で、一対一の当たりの強さや体幹の安定性など、日本では経験できないレベルのプレーに大きな刺激を受けた。自分のフィジカル面の課題を痛感する機会にもなった。
食文化では、パンやハム、チーズ中心の食事に戸惑いつつも、日本食の栄養バランスの良さを改めて感じた。
遠征を通して技術面だけでなく、フィジカル・メンタル両面でさらなる成長が必要だと実感し、今後の練習に活かしたい。

⑤ 文化に触れた経験・クラブの環境・スポーツ文化の厚み
ハンドボールの試合だけでなく、現地の文化にも触れることができたことは大きな財産となった。ドイツのクラブチームは地域に深く根ざし、レベルも高く、フィジカル・スピード・戦術面の違いを随所で感じた。
試合後に送られた温かい拍手は特に印象的で、勝敗に関係なく全力で戦う姿勢を尊重する文化を感じた。また、街並みや建物から歴史を感じられ、日本とは異なる価値観に触れたことで視野が広がった。
この経験をもとに、今後の競技生活の成長につなげていきたい。

⑥ 初めての海外経験とドイツのハンドボール環境・自身の反省
今回の遠征は初めての海外経験であり、現地の人々のフレンドリーさや文化の違いを強く感じた。ドイツではサッカーに次いでハンドボールが人気で、試合会場の観客数や盛り上がりに圧倒された。世界トップレベルの試合を生観戦できたことは大きな学びとなった。
自身のプレーでは、短い出場時間の中で全力を出したものの、練習中に消極的になる場面があり、今後は積極性やコミュニケーションを大切にし、自分をアピールしていきたい。

⑦ 先入観の変化・試合で得た自信・支えてくれた人への感謝
遠征前は「ドイツ相手では戦えない」と思っていたが、実際に試合をしてみると、日本のスピードや戦術が通用し、対等に勝負できる場面が多くあった。
ブンデスリーガの迫力ある会場や観客の熱量、判定への反応などから、スポーツ文化の厚さを強く感じた。
この経験は遠征を支えてくれた家族や学連の方々の協力があってこそ実現したものであり、感謝の気持ちを忘れず、これからの成長につなげていきたい。


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