9月2日(水)、サツドラホールディングス株式会社との包括連携協定調印式が、本学の学生立志テラスS-wingにて行われました。
式には、サツドラホールディングス株式会社代表取締役社長兼CEOの富山浩樹氏(本学卒業生)と、グループ企業である株式会社シーラクンスの代表取締役社長である東海林 拓氏、本学から荒川裕生理事長と大森義行学長が登壇しました。
この協定は、人口減少や高齢化など社会課題の先進地域と呼ばれる北海道を基点に「地域に関わるあらゆるヒト、モノ、コトをつなぎ、未来を豊かにする地域コネクティッドビジネス」を展開されているサツドラホールディングスと、「生気あふれる開拓者精神」という建学の精神を掲げ、他者と協働しながら、地域に新しい価値を作り上げる「地域共創」という考え方で教育活動を行っている札幌大学が、お互いのビジョンに共感する形で新たな連携を行うことを目的とするものです。
本協定締結を機に、「データサイエンス教育プログラムの支援」をはじめとする様々な取り組みや事業を行っていく予定です。
【登壇者の言葉】
富山 浩樹 氏
「札幌大学の卒業生として今回の協定締結は感慨深い。課題先進地の北海道は、課題解決で先進地となるポテンシャルがある。民間企業のわれわれが経済活動・ビジネスと地域社会・教育をどう融合していけるか、札幌大学さんと連携して新しい取り組みを行っていきたい」
東海林 拓 氏
「シーラクンスはプログラミング学習塾の経営等の教育事業を展開しているが、札幌大学さんとは教育研究の領域で、IT人材育成のための講師派遣や新たなカリキュラム開発などで連携していきたい」
荒川 裕生 理事長
「サツドラグループさんは、常に自ら新たな課題を設定されて、果敢な挑戦を続けている企業。大学も『現状維持』の選択肢はあり得ない。学生にとって魅力ある教育を提供し、持続可能な地域づくりに貢献していくためサツドラホールディングスさんと連携していきたい」
大森 義行 学長
「地域振興、Society5.0、SDGsなど、現在進行形のテーマや課題について、サツドラホールディングスさんの最新の知見とご経験を最大限生かした連携をしたい。具体的には来年度から開講する予定の『データサイエンス』に関する教育プログラムでの連携などの教育的な取り組みを行っていきたいと考えている」
問い合わせ先
学校法人札幌大学
企画部 国際交流課 国際交流センター(SUICC):担当 藤本
TEL:011-852-9138
E-mail:suicc@ofc.sapporo-u.ac.jp