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本学図書館の貴重書コレクションが市立小樽文学館の企画展で展示されます

2019年6月21日 SU News

本学図書館が所蔵する貴重書コレクション「松本克平スクラップブック資料」が、7月6日(土)から市立小樽文学館で開催される企画展、「いまプロレタリア芸術が面白い! 知られざる昭和の大衆文化運動」にて展示されます。
「松本克平スクラップブック資料」は、俳優で新劇史家の松本克平氏が収集したプロレタリア演劇のチラシやプログラム、パンフレット類が中心で、1920年代初頭から30年代前半にかけて盛んであったプロレタリア文化運動を今に伝える貴重な歴史資料です。このうち、北海道出身で小林多喜二の『蟹工船』等のカット絵も手がけた画家・大月源二も出展した、「第3回プロレタリア美術大展覧会」チラシなど40点を展示します。

【松本 克平 氏 略歴】
1905~1995年。本名赤沢義巳。俳優、新劇史研究家、演劇評論家。
早稲田大学英文科中退後、1929(昭4)年に「吼えろ支那」で初舞台。戦前は左翼劇場、新協劇団、井上正夫演劇劇場に所属。戦後は俳優座に籍を置いた。「桜の園」、「警視庁物語」シリーズなど数多くの舞台・映画で好演。著書に読売文学賞を受賞した「日本新劇史」(1966)や「日本社会主義演劇史」(1975)等がある。

企画展:市立小樽文学館「いまプロレタリア芸術が面白い! 知られざる昭和の大衆文化運動」

会期 2019年7月6日(土)~8月18日(日)
場所 市立小樽文学館
小樽市色内1丁目9番5号
主催 昭和戦前期プロレタリア文化運動資料研究会・市立小樽文学館
詳細 企画展「いまプロレタリア芸術が面白い! 知られざる昭和の大衆文化運動」についてはこちら↓
http://otarubungakusha.com/next/2019023467(市立小樽文学館HP)

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