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2009.05.19

【教職員・非常勤講師各位】 新型インフルエンザ感染防止対策について(重要)

国内においても5月16日に二次感染が確認(国内発生早期段階)されました。
新型インフルエンザに対する危機管理上の観点から、感染の収束傾向がみられるまでの間に北海道を離れる場合は(公私を問わず)、その動静を所属長若しくは関係事務局へお知らせください。また、感染の拡大を防ぐため、以下の措置について協力願います。
なお、下記2の事項については、家庭や個人で行える感染予防策ですので、日ごろからの励行を心掛けてください。
平成21年5月19日
札幌大学
宮 腰 昭 男

1 厳守事項(国内発生地域、蔓延国等はこちらをご参照ください)

  国内発生地域(関西方面)、蔓延国等への出張者等は次のとおり厳守願います。
関西方面とは、大阪を中心とする2府4県(大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県)及び関西空港・伊丹空港・神戸空港の利用や2府4県を経由する地域をいいます。


(1) 国内発生地域(関西方面)及び蔓延国への出張
  国内発生地域(関西方面)及び蔓延国への出張は、中止・延期を求めます。現在、出張計画の出されているものについては、真にやむを得ない業務か否かを所属長が点検のうえ、学長と協議して判断することとします。この措置の期限は5月末までとしますが、その時点での状況により延長を判断します。
(2) 国内発生地域(関西方面)及び蔓延国への旅行
  国内発生地域(関西方面)及び蔓延国への旅行は、自粛を強く要請します。
(3) 国内発生地域・蔓延国からの帰札者及び来訪者
  帰札者は、発症の有無にかかわらず帰札日を含め7日間の自宅待機とします。
この間、可能な限り混み合った場所への外出は控え健康観察に努めてください。万一、発熱等の症状が出た場合は、直ちに最寄りの保健所に連絡しその指示に従い、所属長に報告してください。来訪者については症状のないことを確認のうえ、来訪は認めるが7日間のマスク着用を義務付け、多くの学生・教職員等が集う場所への出入りは禁止します。
(4) 感染国への渡航等(疑い国は除く)
  感染国への不要不急の渡航の延期を検討してください。
(5) 感染国からの帰国・帰札者及び来訪者(疑い国は除く)
  症状がない場合、出勤・来訪は認めるが、7日間は毎日、朝夕の体温測定を行い、健康観察をしてください。発熱等の症状が出た場合には、直ちに最寄りの保健所へ連絡のうえ、所属長に報告してください。
(6) 教職員の自宅に国内感染地域又は蔓延国からの来訪者がある場合
 
[1] 来訪者に症状がなくても当該教職員は7日間のマスク着用をお願いします。
[2] 来訪者が発症したときは、直ちに保健所に連絡しその指示に従うとともに、当該教職員については濃厚接触者として7日間の自宅待機とします。

2 感染予防策

 
(1) 手をよく洗い、うがいをする
  帰宅後、不特定多数の者が触るようなところに触れた後、食事・調理の前、くしゃみをしたり鼻をかんだりした後には、流水と石けんで手をよく洗いましょう。
流水が使えない場合にはアルコールを含んだ手指消毒薬を使いましょう。
うがいは、口に水やお茶などを含み、正面を向いたまま口の中を1~2回ゆすいだのち、再度顔を天井に向けて「ガラガラ」と10秒ぐらいのどをゆすぎ、ほこりや菌などを吐き出すようにしましょう(2~3回)。
(2) 眼、鼻、口に触らない
  手についたウイルスが体の中に侵入する可能性を減らす事ができます。
(3) 咳やくしゃみをするときは口と鼻を手で覆う <咳エチケット>
  他人に向けて咳やくしゃみをしないようにしましょう。ポケットティッシュを持ち歩き、咳やくしゃみをするときはティッシュなどで口と鼻を覆うようにし、他の人から顔をそむけ、できる限り1~2メートル以上離れるようにしましょう(通常、飛沫はある程度の重さがあるため、発した人から1~2メートル以内に落下。)。咳が続くときは不織布製マスクをしましょう。咳やくしゃみをする際に押さえた手や腕は、その後直ちに洗うべきであるが、接触感染の原因にならないよう、手を洗う前に不必要に周囲に触れないよう注意しましょう。これは風邪などで咳やくしゃみがでる時に、他人にうつさないためのエチケットです。
(4) 可能な限り、混み合った場所を避ける
  インフルエンザの流行期には、特別の事情がない限り、子どもやお年寄りなどの免疫力が弱くインフルエンザにかかりやすい人を人ごみの多い所に連れて行くことを避けましょう。
※新型インフルエンザ発生後は、不要不急の外出はしないことが重要
(5) 体調の悪いときは家で休み、外出しない
  発熱、咳などインフルエンザの症状がある場合には、早めに休養を取り、安静にする事が大切です。仕事、学校、地域活動などを休み、少なくとも発症後7日間は外出しないで家にいるようにしましょう。このことが、あなたや周りの人を感染から守ります。
学内で発熱、咳などインフルエンザの症状が出た場合は、直ちに帰宅してください。海外渡航後に同様の症状が出た場合は、出勤はせずに保健所に連絡し、その指示に従ってください。
(6) 毎年インフルエンザワクチンを接種する
  新型インフルエンザが流行する際には、通常のインフルエンザも同様に流行することが予測され、両者の症状は似る可能性が高いため、医療機関でもいずれのインフルエンザに感染したのか判断がつきにくいことが予想されます。
通常のインフルエンザワクチンは新型インフルエンザには直接は効果がありませんが、接種により通常のインフルエンザの重症化のリスクを減らすことができ、また流行時の医療機関の混雑緩和にもつながります。

3 留意事項

 
(1) 最新の正確な情報を入手しましょう。
  新型インフルエンザの感染拡大は、非常に速いと予測されます。特に国内で発生した場合には、その後の情報に十分注意してください。その場合、信頼のおける正しい情報を得ることが重要となります。テレビやラジオのニュース、新聞、チラシやパンフレット、インターネットなどから、国、道、札幌市などが発信する、最新の正確な情報を入手するようにしましょう。
(2) 不要不急の外出はしないようにしましょう。
  新型インフルエンザが国内で発生し始めたら、感染源との接触を避けるため、出来る限り家から出ないことが賢い選択です。一人一人の心がけによって、急激な感染者の増加を抑えることができ、社会防衛にもつながるのです。
学校、塾、保育園、幼稚園など、集団生活の場での感染拡大を避けるため、長期にわたり閉鎖の措置が取られる可能性があります。その様な状況になった場合に備えて、家庭内での役割分担や、子どもたちが家庭で安全に過ごせる方法を考えておきましょう。
各種集会も制限される可能性があります。相互の連絡や必要な情報を共有する方策を考えておきましょう。
仕事や独居家庭への見回りなど、やむを得ず外出する場合は、不織布製マスクを着用し、ウイルスから身を守ります。帰宅時には、外で不織布製マスクを外し、十分な手洗いとうがいを行なうことが大切です。
(3) 「自分が感染したかも?」と思ったら、まず保健所に相談してください。
  <北海道健康安全室> TEL.011-204-5253(24時間対応)
<札幌市保健所> TEL.011-622-5199(24時間対応)
<豊平保健センター> TEL.011-822-2400
<感染症情報> http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou.html
<海外渡航者のための感染症情報(厚生労働省検疫所)> http://www.forth.go.jp/
<外務省海外安全ホームページ> http://www.anzen.mofa.go.jp/
<文部科学省> http://www.mext.go.jp/a_menu/influtaisaku/
<北海道> http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kas/newinflu/top/newpage1


4 道・市内で発生した場合(想定される対応策の例)

  道や市からの指示・要請を踏まえて、改めて教職員に具体的指示事項を通知することとします。以下は想定される本学の対応策の例について記載したもので参考としてください。

道内で発生した場合(札幌市及び札幌市に隣接する市町村を除く道内で感染者が発生した場合)
  (1)感染者が発生した地域及びその地域を経由する出張や旅行は禁止する。
(2)不要不急の外出を自粛する。
(3)この段階では休講措置は講じない。
市内若しくは隣接市町村で発生した場合
  (1)教職員は出勤体制をとるが、全休講とする。
(2)不要不急の外出は禁止する。
学内で発生した場合
  (1)全休講とし、教職員の休業及びその期間については感染状況を見極め学長が判断するものとする。
(2)不要不急の外出は禁止する。
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