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文化学部からのお知らせ

2009.10.02

世界遺産・薬師寺の貴重な映像を例に、文化継承における映像の役割を考察―文化学部公開講座「北方文化フォーラム」

文化学部では、10月16日(金)18時から公開講座「文化学部北方文化フォーラム」を札幌大学で開催します。

今年度第5回目となる今回は、NHKで長くドキュメンタリー番組等のプロデューサーやディレクターを務めた武蔵大学社会学部教授の永田浩三氏が、世界遺産である奈良県の薬師寺を例に、文化の継承における映像の役割について講演します。

昨年東京で公開され、大きな話題を呼んだ国宝「日光・月光菩薩立像」を所蔵する世界遺産・薬師寺は、1950年代までは地震や焼失などにより東塔と仮金堂が残るのみの荒れた寺でした。また月光菩薩立像は、死者9人を出した1952年の奈良県・吉野地震で一度は頭部を切断するほどの損傷を受けました。そこから半世紀にわたり、多くの人たちの努力により薬師寺は復興し、1998年には世界遺産に登録されました。そうした薬師寺の歴史を記録した映像が現在1600本残っており、文化の継承の過程を知ることができます。当日は、この貴重な映像を基に、文化の継承に映像が果たす役割について考えていきます。受講料無料、事前申し込み不要です 。

日時 平成21年10月16日(金)18:00~20:00
演題 「アーカイブズで見る日本文化の継承 ~薬師寺を見つめた半世紀~」
講師 武蔵大学社会学部教授 永田 浩三 氏
場所 札幌大学6号館6102教室(札幌市豊平区西岡3条7丁目3-1)
問合せ先 札幌大学学生支援オフィス文化学部担当 Tel.(011)852-9130

【講師紹介】

永田 浩三(ながた・こうぞう)氏

1977年NHKに入局。長くドキュメンタリー・情報・教養番組のプロデューサーやディレクターを担当。主な担当番組はNHKスペシャル、クローズアップ現代など。2006年から2009年までNHKアーカイブスのエグゼクティブ・プロデューサーを務めた。共著に『いつだって一期一会』『知っていますか子どもたちの食卓』など。

【文化学部北方文化フォーラム】

文化学部が主催する公開講座で、毎年、国内外で活躍する作家・画家・漫画家・詩人・パフォーマー・学者・建築家・写真家・ジャーナリスト・俳優・音楽家・映画監督など多彩な講師をお招きし、「文化の現在」について考えています。

【平成21年度「文化学部北方文化フォーラム」開催スケジュール】

  日程 演題 講師
第1回 4月15日(水) 「アメリカとは何だろう?」 在札幌米国総領事
ダーナ・ウェルトン氏
第2回 7月3日(金) 「百鬼夜行絵巻の謎
~妖怪絵巻誕生を考える~」
国際日本文化研究センター教授
小松和彦氏
第3回 8月5日(水) 「ブルキナファソにおける
野球の普及について」
青年海外協力隊ブルキナファソ野球隊員
出合祐太氏
第4回 10月9日(金) 「近代中日文化交流の先駆者
―羅森を中心に」
北京大学歴史学部教授
王暁秋氏
第5回 10月16日(金) 「アーカイブズで見る日本文化の継承
~薬師寺を見つめた半世紀~」
武蔵大学社会学部教授
永田浩三氏