過去のニュース

札幌大学トップ > ニュース一覧 > 過去のニュース一覧 > 文化学部 > 2009年 > 妖怪研究の第一人者を迎え『百鬼夜行絵巻』の謎に迫ります―文化学部「北方文化フォーラム」

文化学部からのお知らせ

2009.06.20

妖怪研究の第一人者を迎え『百鬼夜行絵巻』の謎に迫ります―文化学部「北方文化フォーラム」

札幌大学文化学部では、公開講座「文化学部北方文化フォーラム」を7月3日(金)に札幌大学で開催します。

平成21年度第2回目となる今回は、文化学部歴史文化コースの講座として、国際日本文化研究センター教授の小松和彦氏を講師に迎え、「百鬼夜行絵巻の謎~妖怪絵巻誕生を考える~」をテーマに行います。

『百鬼夜行絵巻』とは、宇治拾遺物語や今昔物語集などの説話に登場し、深夜の町を鬼や妖怪が集団で徘徊・行進する「百鬼夜行」のさまを描いた絵巻物です。フォーラムでは、日本の妖怪研究の第一人者である小松氏が、平成19年に新発見された『土佐光起 百鬼夜行之図』をもとに、国内外に60以上現存する『百鬼夜行絵巻』のデータと比較しながらこれまでの絵巻物研究の諸説を根本から覆す研究成果をお話します。事前申し込み不要、受講料無料です。

日時 平成21年7月3日(金)18:00~19:30
演題 「百鬼夜行絵巻の謎~妖怪絵巻誕生を考える~」
講師 国際日本文化研究センター教授 小松和彦氏
場所 札幌大学2号館2107教室(札幌市豊平区西岡3条7丁目3-1)
問合せ先 札幌大学学生支援オフィス文化学部担当 Tel.(011)852-9130

【講師紹介】

小松 和彦(こまつ・かずひこ)氏

国際日本文化研究センター教授。文化人類学、日本民俗学を専攻し、口頭伝承、絵巻物、シャーマニズム、民俗宗教、妖怪などから日本民俗の負の表象を研究。またミクロネシアの人類学的研究、高知県香美郡物部村に伝えられている民間信仰いざなぎ流の祭文についても研究している。主な著作に『神々の精神史』『異人論―民俗社会の心性』『鬼の玉手箱―外部性の民俗学』『神なき時代の民俗学』など多数。

【文化学部北方文化フォーラム】

文化学部が主催する公開講座で、毎年、国内外で活躍する作家・画家・漫画家・詩人・パフォーマー・学者・建築家・写真家・ジャーナリスト・俳優・音楽家・映画監督など多彩な講師をお招きし、「文化の現在」について考えています。

【平成21年度「文化学部北方文化フォーラム」開催スケジュール】

  日程 演題 講師
第1回 4月15日(水) 「アメリカとは何だろう?」 在札幌米国総領事
ダーナ・ウェルトン氏
第2回 7月3日(金) 「百鬼夜行絵巻の謎
~妖怪絵巻誕生を考える~」
国際日本文化研究センター教授
小松和彦氏
第3回 8月5日(水) 「ブルキナファソにおける
野球の普及について」
青年海外協力隊ブルキナファソ野球隊員
出合祐太氏
第4回 10月9日(金) 「近代中日文化交流の先駆者
―羅森を中心に」
北京大学歴史学部教授
王暁秋氏
第5回 10月16日(金) 「アーカイブズで見る日本文化の継承
~薬師寺を見つめた半世紀~」
武蔵大学教授
永田浩三氏