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文化学部からのお知らせ

2008.07.17

現在、鷹狩りを生業とする日本でただ一人の鷹匠、松原英俊氏の講演会が行われました

7月11日(金)、札幌大学文化学部の公開講座、平成20年度文化学部「北方文化フォーラム」の第3回目が開催され、現在、タカを使って獲物を獲る「鷹狩り」を生業とする日本でただ一人の鷹匠(たかじょう)、松原英俊氏の講演会が行われました。
講演会は、「鷹匠として生きる」がテーマで、松原氏から自然の中で生きるその生き方について、様々なエピソードが披露されました。大学卒業後、鷹匠としての修行に入った際、その間ほどんど固定した収入がない中、初めて鷹狩りに成功するまでに4年半の歳月を要したエピソードを紹介し、タカが自分の腕から飛び立ち、獲物を捕らえたことを確認した時、雪山の中、声を上げて泣いたその最高の感動体験があったから、その後鷹匠として様々な困難に直面しても、今日まで乗り越えることができたことを語られました。
幼い頃から自然に親しみ、たとえ収入は多くはなくてもタカと共に生き、自然と一体となった生活を夢としてきたことから、自分の生き方は自分で決めること、自分が本当に夢として決めたことを叶えるには、耐えること、諦めないことの大切さを話されました。
また、生き方の話だけではなく、中学生の時に青森県の山中で出合った白いタカ(シロハヤブサ)に魅せられた原体験の話や、イタチは敵に襲われると「イタチの最後っぺ」と言われる臭いガスを出すと言われているが、自宅のニワトリ小屋を襲いに来るイタチと何度格闘しても「最後っぺ」はかけられたことがないので、この話は誤りではないかなど、幼い頃から現在に至るまでの動物との様々なエピソードも紹介されました。
和やかに語る松原氏の話に、学生、一般の方約250人の参加者は、普段あまり聞くことができない自然の中での暮らしの話を興味深そうに聞き入っていました。

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■関連リンク
松原英俊オフィシャルサイト「RETURN TO NATURE ひとりの鷹匠をめぐって