過去のニュース

札幌大学トップ > ニュース一覧 > 過去のニュース一覧 > 文化学部 > 2008年 > 和歌と日本絵画および書との関わりを、美しい画像で紹介します 平成20年度第2回文化学部「北方文化フォーラム」

文化学部からのお知らせ

2008.06.17

和歌と日本絵画および書との関わりを、美しい画像で紹介します 平成20年度第2回文化学部「北方文化フォーラム」

歌仙絵

札幌大学文化学部の公開講座「北方文化フォーラム」を、6月27日(金)午後6時から札幌大学で開催します。今年度第2回目となる今回は、財団法人出光美術館主任学芸員 笠嶋忠幸氏を講師に迎え、「和歌と美術―描かれた歌人の世界」と題して講演会を行います。

柿本人麻呂や在原業平など古来の名だたる歌人たちの和歌に、その絵姿などを書き添えた歌仙絵というものがあります。平安時代から私たちが受け継いできた和歌は、歌そのものだけでなく絵画や書という表現方法も同時に行われてきました。その絵画や書には、時代と共に変わる歌の解釈の影響を受けながら、さまざまなメッセージが込めれています。今回の講演では、歌仙絵や伊勢物語などの絵巻、挿絵などの現物を数多く調査し、二大万葉歌人である人麻呂と山部赤人の同一人物説などを研究してきた笠嶋氏が、和歌と日本絵画および書との関わりについて、多くの美しい画像を例示しながらわかりやすく解説していきます。受講料無料で事前申し込み不要です。

【第2回北方文化フォーラム】

日時 平成20年6月27日(金)18:00~19:30
場所 札幌大学3号館3001教室(札幌市豊平区西岡3条7丁目3-1)
講師 財団法人出光美術館 主任学芸員 笠嶋 忠幸氏
演題 「和歌と美術―描かれた歌人の世界」
問合せ先 札幌大学運営事業オフィス広報担当 TEL.(011)852-9190

【文化学部「北方文化フォーラム」】

文化学部が主催する公開講座で、毎年、国内外で活躍する作家・画家・漫画家・詩人・パフォーマー・学者・建築家・写真家・ジャーナリスト・俳優・音楽家・映画監督など多彩な講師をお招きし、「文化の現在」について考えています。

【平成20年度「北方文化フォーラム」開催日程】

  日程 講師 演題
第1回 5月22日(木) (株)クロス・ビー 代表取締役
神崎 実氏
スポーツ・マネジメントの世界
~松井稼頭央・井川慶をマネジメントする~
第2回 6月27日(金) 財団法人出光美術館 主任学芸員
笠嶋忠幸氏
和歌と美術―描かれた歌人の世界
第3回 7月11日(金) 鷹匠 松原英俊氏 鷹匠として生きる
第4回 9月24日(水) 国士舘大学教授 原田信男氏 日本そして北海道・沖縄
第5回 10月17日(金) フォトジャーナリスト 豊崎博光氏 核の時代史―1942年から今日まで
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE
  • YouTube
  • Facebook