井上 錠さん
3年[函館大学付属柏稜高等学校出身]
尊敬する先生と出会い、学ぶ楽しさ、
人と関わる喜びに気づきました
高校生のとき、将来の夢がまだ定まっていなかったため、大学で視野を広げたいと思いました。札幌大学に進学したのは、多様な分野を学ぶことができるリベラルアーツ専攻があることを知り、興味を持ったからでした。また、専攻にとらわれない学びができることや、入学後に専攻を決めたり、変更したりできる柔軟性にも惹かれました。
1年生の時に必修科目「異文化間コミュニケーション」を学んだことが、学びの方向性を決めるきっかけになりました。リベラルアーツ専攻で、幅広い分野の授業を履修するなかで、異文化コミュニケーションや比較文化に興味を持ちました。また、漫画やアニメなどを用いて、人間の心情や社会からどう自立するのかを読み解いていく授業と出合ったことが、その後の学びに大きな影響を与えました。
作品の情景描写に込められた意図や登場人物の思いを掘り下げ、理解するという学びは、国語が苦手だった僕にとって新鮮で、「日本語って面白い」と魅了されました。また、先生の誘いでイベントの企画・運営に携わった楽しさが忘れられず、「この先生の下で学びたい」と2年生で日本語・日本文化専攻に変更しました。

尊敬できる先生と出会ったことで、僕の学生生活は大きく変わりました。日本語への関心や理解が深まっただけでなく、さまざまなイベントに主体的に関わり、貴重な経験を重ねています。
昨年は「我楽多市」というイベントでリーダーを務めました。多くの学生スタッフをまとめる立場を経験し、全体を俯瞰する力や冷静な判断力が養われたと感じています。また、今年の3月に開催されたバスケットボールのイベント「札幌大学スプリングカップ」にボランティアスタッフとして参加し、バスケットボールの体験コーナーを企画。多様な年代の人たちが楽しむ姿を見たとき、企画をする面白さや人を笑顔にするやりがいを実感しました。
企画力やリーダーシップが活かされたのが、委員長を務める学生生協委員会の活動です。今春開催した「新入生交流会」では、新入生の心をつかむ企画を考え、アプローチ方法などを工夫したところ、前年の3倍近い参加者を集めることができ、大きな手応えを感じました。


現在は、マンガミュージアムの設立に向けた活動に取り組んでいます。学生の思いを発信すると同時に、多くの人たちにこの活動に関心を持ってもらい、北海道や札幌を盛り上げていくのが目標です。
僕はもともと前向きなタイプでしたが、札幌大学に進学したことでチャレンジ精神が高まり、やりたいことに自発的に取り組んだり、周囲に積極的に働きかける行動力が養われました。学びや挑戦を楽しいと思える環境が、行動の原動力になっています。
卒業後は企画立案力を活かせるような仕事を視野に入れています。そして、いつかは故郷の函館市に戻り、地元の活性化に貢献したいと考えています。







