札幌大学/札幌大学女子短期大学部

※インタビュー内容、所属等は取材時のものです。

  • Furukawa Yusuke

    挑戦できる環境はそろっている。
    それをどう生かすかは自分次第。

    古川 悠介Furukawa Yusuke

    スポーツ文化専攻 2019年度卒業/北海道七飯高等学校出身

    • 就職先

      函館市職員(消防吏員)

    高校の陸上部の顧問に憧れ、教員免許を取ろうとスポーツ文化専攻に入りました。高校時代は八種競技で全道4位だったので、大学での目標は十種競技での全国大会。その目標を達成するため、自分でトレーニングも考え3年で念願の全日本インカレに出場しました。その大会で神奈川県に滞在していたときに発生したのが北海道胆振東部地震です。僕はテレビで様子を見ることしかできなくて、災害時に現場で人を助ける仕事に就きたいと強く思い、消防士になるための公務員試験の勉強を独学で始めました。

    4年でも教育実習や公務員試験の対策をしながら競技を続け、全道2連覇を果たせました。函館市の消防にも合格でき、うれしかったです。大学では自分で考えて決めたことを実践しなければなりません。札大にはトレーニングルームや図書館など必要な施設はあるし、アドバイスしてくれる先生や監督やコーチもいる。挑戦できる環境はそろっているのだから、それをどう生かすかは自分次第だと思います。

  • Osawa Runo

    大学は主体性を養うところ。
    自分に必要なものを、自分の意志で学んでいけます。

    大澤 瑠乃Osawa Runo

    経営学専攻 2019年度卒業/北海道北見北斗高等学校出身

    • 就職先

      大丸株式会社

    私は大学祭実行委員会に所属し、情報宣伝局の局長を2年務めました。ポスターをつくって貼るだけかなと思っていたら、印刷会社との交渉や宣伝の依頼など仕事がたくさん。一人で抱え込んでパンクしてしまったので、2年目はプロジェクトを動かすことを意識してリーダー役を果たすことができました。大学外では同世代の仲間と劇団をつくり、演劇活動をしています。私が脚本と演出を担当した作品は札幌で開催された演劇祭で評価していただけました。大学の勉強とは無関係のようですが、授業で学んだマーケティングを集客の参考にしたり、演劇による観光振興を卒業研究のテーマにしたり、お互いに生かせる部分があり、主体的に学ぶことができました。

    卒業後は文具や紙製品の卸商社に就職します。失敗もするかもしれませんが、周囲の力も借りながら成長していきたい。仕事に慣れたら演劇もしたいし、旅もしてみたい。一つ目標をクリアしたら次の目標へと、楽しみながら進んでいきたいと思います。

  • Kudo Erika

    本気で公務員を目指すなら
    早めに目標を定め、計画的に勉強を。

    工藤 絵里香Kudo Erika

    歴史文化専攻 2019年度卒業/青森県立青森中央高等学校出身

    • 就職先

      北海道職員(警察行政)

    公務員を目指そうと決心したのは2年の秋です。学内で開講されている公務員ベーシック講座を受講して警察行政を第一志望に決めました。3年には一般行政コースも受講し、大学の授業も経済学など公務員試験に役立ちそうなものを選んで履修しました。だからといって勉強ばかりしていたわけではなく、茶道部の部長として大学祭でお茶会を開催したり、北海道警察学生ボランティアに登録して防犯活動や街頭啓発に参加したり、有意義な時間を過ごすことができました。採用試験の前にはキャリアサポートセンターで書類添削や面接の練習をしてもらい、落ち着いて本番に臨めたのもよかったと思います。早い段階で目標を定め、計画的に勉強するのがポイントかもしれません。

  • Hoshikawa Momiji

    諦めそうになると必ず
    先生たちが励ましてくれました。

    星川 紅葉Hoshikawa Momiji

    スポーツ文化専攻 2019年度卒業/北海道札幌東商業高等学校出身

    • 就職先

      北海道教員採用試験
      特別支援学校中学部(保健体育)

    入学時の目標は、保健体育の教員免許を取ることと、小学1年から続けてきたバスケットボールも手を抜かず、勉強と両立させることでした。2年に全道優勝してインカレ出場、3年には北海道選抜として国体に出場できましたが、4年になると教育実習などで部活に出られず、プレーヤーを辞めるべきか悩みました。なんとか続けられたのは「どちらも頑張ればこそ、生徒に伝えられるものもある」と先生が声を掛けてくれたからです。先生たちには採用試験対策や面接練習で本当にお世話になりました。合格発表を見たときは、信じられない気持ちでいっぱいでした。常に「自信を持ちなさい」と励ましてくださった先生たちに感謝しています。

  • Oshiro Takahiro

    絶対に警察官になる。
    強い思いを支えてくれたのは学内講座です。

    大城 崇弘Oshiro Takahiro

    法学専攻 2019年度卒業/北海道札幌東陵高等学校出身

    • 就職先

      北海道警察

    公務員を目指していたので、2年次に公務員ベーシック講座、3年次から公務員受験対策講座を受講しました。公務員予備校と同様の講義を3分の1程度の費用で受講できるのが魅力でした。受講生も札大生ばかりなので同じ目標を持つ仲間が見つかること、試験の情報を早めに入手できたこともよかったです。当初は漠然と行政系の公務員を考えていましたが、アルバイト先のコンビニの近くで暴走車が危険運転を繰り返す事件があって、その捜査に協力した際、「犯罪を許さない」という警察官の強い意志に感銘を受け、第一志望を警察官に決めました。学内講座の講師の方には一次試験の勉強はもちろん、二次の面接まで丁寧に指導してもらい、おかげで採用試験に無事合格。春から警察学校に入校するのが楽しみです。

  • Nagahori Shunya

    航空業界で働きたい。
    初志貫徹でかなえることができました。

    永堀 峻也Nagahori Shunya

    歴史文化専攻 2019年度卒業/北海道伊達緑丘高等学校出身

    • 就職先

      ANA 新千歳空港株式会社

    航空業界に興味があり、3年の夏に内定先の会社のインターンシップに申し込みました。体験したのはコンテナに荷物を運ぶグランドハンドリングの仕事です。社員の皆さんがとても明るく、飛行機を安全に飛ばすためにさまざまな部署が力を合わせている様子を見て、自分もこのチームの一員として働きたいと思いました。採用面接でアピールしたのは、大学の準硬式野球部での経験です。3年秋から主務として、選手が野球に集中できる環境づくりに心を配ってきたので、そこで培った責任感とマネジメント能力を強調しました。キャリアサポートセンターで何度も面接の練習をしてもらったおかげで、言いたいことが簡潔に伝えられるようにもなり、とてもありがたかったです。

  • Saito Ami

    北海道の物流を支える企業の一員として、
    大好きな北海道に貢献したい。

    斎藤 亜美Saito Ami

    経済学専攻 2019年度卒業/北海道苫小牧東高等学校出身

    • 就職先

      ナラサキスタックス株式会社

    大学時代に打ち込んだのは、よさこいサークルです。「振り班長」として振り付け練習の指揮を執りました。100人規模のチームをまとめるのは大変でしたが、2018年度のYOSAKOIソーラン祭りでセミファイナル優秀賞をいただき、感激しました。大学の授業で特に印象に残っているのは「札幌学」です。古い建造物からまちの歴史を振り返る興味深い内容で、私はやっぱり北海道が好きなんだと再認識できました。就職は北海道に貢献できる仕事という観点で探し、苫小牧本社の総合物流会社に決めました。フェリーやコンテナのある港は幼い頃から見慣れた風景でしたが、これからは私も北海道の物流を担う一人として、ひたむきに丁寧に仕事に向き合っていきたいです。

  • Hirano Suguru

    大学、社会人サッカー、アルバイト、
    すべてに全力で取り組んだ4年間。

    平野 英Hirano Suguru

    経営学専攻 2019年度卒業 / 北海道札幌南陵高等学校出身

    • 就職先

      株式会社ゆうちょ銀行

    ゆうちょ銀行で働く先輩から話を聞き、ここに就職を決めました。業務の内容や職場の雰囲気を聞くと、自分の働いている姿を具体的にイメージできたこと、老若男女問わず幅広くお客さまの役に立てる仕事が自分に向いているように思えたからです。僕は大学時代は勉強とサッカーとアルバイトの三つを並行して頑張ろうと決めていました。サッカーはクラブチームに入って社会人と一緒に活動、アルバイトは配送会社の配達や集荷業務で週に3回、1年の夏から3年半続けました。大学生活をどう過ごすかは人それぞれですが、限られた時間を有意義に使って、卒業時には誰にも負けないくらい楽しい4年間だったと言えるようにしてほしいです。

  • Watanabe Daiki

    「今をどう生きるべきか?」
    常に自分に問いかけてきました。

    渡邊 大起Watanabe Daiki

    経営学専攻 2019年度卒業/北海道北見柏陽高等学校出身

    • 就職先

      北見市役所

    自分のスキルアップのため、大学では一つでも多く資格を取得しようと考えていました。2年の春から学内講座に通って「国内旅行業務取扱管理者」の資格を取得した後、引き続き公務員向けの講座を受講。3年から真剣に公務員を目指そうと決意しました。自主的に勉強したい人が集まる学修支援センターにも通い、後輩に勉強を教える学生サポーターも務めました。大学は自由な反面、どのように行動するかで大きく差が開くような気がします。僕は常に「今をどう生きるべきか」と自分に問いかけ、周囲に流されることなくベストな道を選択してきたつもりです。春からはふるさとである北見の市役所で働くので、市職員としての責務をしっかり果たしていきたいと考えています。

  • Maeda Kanon

    学内講座で国家資格を取得。
    充実した2年間を過ごせました。

    前田 華音Maeda Kanon

    女子短期大学部キャリアデザイン学科 2019年度卒業/北海道札幌白石高等学校出身

    • 就職先

      ホクレン農業協同組合連合会

    2年間を無駄にしたくないので、何事も迷う前にすぐやろうと考えていました。まず自分の強みになる資格を取ろうと学内講座を受講して「国内旅行業務取扱管理者」の国家資格を取得しました。資格を生かした旅行関係での就職活動もしていたとき、ホクレンの学校推薦の案内をいただきました。業務内容などを調べるうち、ここで働きたいと思うようになり、面接を経て内定をいただきまし た。北海道の「食」の魅力を国内外に発信できるよう、北海道フードマイスター検定の勉強も始めています。

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