年々図書の貸出冊数が増加しているのは嬉しいことです。

蔵書の増加もめざましく、配架場所の確保に四苦八苦しています。今年も8月上旬には、学生アルバイトの方達が汗を流して、1階書庫の図書の大移動をしました。配架場所が若干変更されていますので注意してください。

今回の海外からの図書館紹介は、留学中の明先生にソウルから原稿を寄せていただきました。スペースの関係で中央図書館新館の写真は掲載できませんでしたが、4階建ての威風堂々とした建物です。ソウル市の重要文化財に指定されている中央図書館の古館といい、規模も格式も違うという印象です。

特集では、新聞記事の探し方を取り上げましたが、その過程で、「携帯電話」のマナーの悪さを扱った記事の多さを再確認させられました。

「携帯電話のマナー違反」と「迷惑駐車」、どちらも札大生とは無縁なものになってほしいものです。

今回は、「新着の参考図書から」に替わり、「レファレンス通信」のコラムを設けました。

この本読んだで紹介された塩野七生著『ローマ人の物語』は、ローマ帝国興亡の一千年を描くという大作。(1992年から1年1巻の刊行で現在9巻まで刊行)

読書に勉学に最適の季節になりました。図書館が高麗大学に負けない熱心な利用者で活気つくことを期待しています。

学期末のお忙しい時期に、原稿をお寄せくださいました皆さんに感謝いたします。

皆様からの斬新なアイディアやご意見をお待ちしております。

今後とも一層のご支援をお願いいたします。 (M)