CHIKURI コーナー

返却された本を戻しに行くと、書架の端に何冊か横に積んであったり、違う順番に並んでいる本がよくあります。利用者が本を直接棚に戻すとき、元の場所にきちんと戻していないからですが間違った場所に置かれると、せっかく検索した本も見つけられないですよね。授業で急いでいるときや元の場所が分からなくなることもあって、ちゃんと戻すのはかなりメンドクサイ。その気持ち、わかります。そこで使ってもらいたいのが“返本台"。ここに戻してもらうと、スタッフがラベルの記号順に並べなおすので、排架違いもなくなり、探している本も見つかりやすくなって便利です。ということで今度から一度手にとった本は“返本台"へお願いします。(H)


編集後記 

夏休みのあいだに大きな変化がふたつ。蔵書検索システムが新しくなり、2階書庫資料の配置が変わりました。イントラネット対応の新検索システムについては、入れ替えのタイミングから今回の「ホルム」でとりあげられなかったのが残念。新システムの利用マニュアルは現在作成中ですが、簡単な操作説明を検索コーナーに用意しました。書庫内の移動は増え続ける資料の収蔵スペース確保のため。増築時以来の、久々の資料の大移動となり、職員・アルバイトの学生ともども汗だくの毎日でした。さて、今回の特集「theGET!」では、皆さんからの購入希望を例にとって、普段利用者があまり意識することのない、蔵書の流れの知られざる部分を紹介してみました。実はこの「知られざる部分」こそが、図書館の利用者サービスを支える大切な仕事なのですが、ご理解いただけたでしょうか?執筆依頼に快く原稿をお寄せいただいた皆様に厚くお礼申し上げます。今後とも「ホルム」の一層の充実のために、こ協力をお願いいたします。こ意見・アイディアをお寄せ下さい。(M)