総合研究所

講演会

師からなにを学ぶか?──ときめく知の継承について

   

日時:平成30年6月1日(金)  16:30~18:00
会場:札幌大学 3号館3102教室
講師:今福 龍太 氏(東京外国語大学大学院教授)

■講演内容

現代の公的な学びの場において、「師と弟子」というつながりを創造することはますます難しくなりつつあります。けれども、真に自らの血肉となる知性や技芸を伝授されるためには、「教師と学生」という制度的な関係をこえて何かを学ぼうと求める態度が不可欠です。そう強く求めたとき、「師と弟子」が誕生します。それは精神の師であり精神の弟子です。深く生きるための財産となるかけがえのないつながりです。そのような関係に踏み出したとき、人は師からなにを、どのようにして学びとるのでしょうか? 情報や知識の受け渡しに終わらない、遊動的、身体的で、かつ音楽的な学びの奥義と、ときめくほどの知の継承の喜びについて、自分自身の学びの軌跡を回顧しながら語ります。登場するのは、真にわが師と呼ぶべき、戸井田道三(能評家)、山口昌男(人類学者)、アメリコ・パレーデス(民俗学者)、そして里英吉(奄美の唄者)の4人です。

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