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地域貢献

2013.11.08

ウレシパクラブがJR札幌駅構内にアイヌ民族の像を設置

札幌大学ウレシパクラブがJR札幌駅構内の西改札口そばに、「アイヌアートモニュメント」を設置する計画を進めています。アイヌ語で「こんにちは」を意味する「イランカラプテ」を、北海道のおもてなしの言葉として普及させようと企画し、JR北海道から同意を得たものです。

制作はアイヌ民族彫刻の第一人者、藤戸竹喜さんや平取町二風谷と阿寒町の工芸家6人により進められます。

モニュメントのメーンは、エカシ(長老)が弓矢を持つ高さ2.5メートルの像で、周囲をへら状の祭具イクパスイ6本が取り囲むデザインとなっています。制作費は全額寄付で賄う予定で、ウレシパクラブでは12月まで募金を呼び掛けています。

完成は平成26年2月上旬の予定で、除幕式では学生によるカムイノミ(神への祈り)を行います。同クラブの代表理事を務める本学の本田優子教授は、「モニュメントが文化伝承の場になれば」と期待しています。

 

【問い合せ】札幌大学ウレシパクラブ TEL:011-852-9335

ウレシパクラブについてはこちら

 

なお、この活動について、11月1日 (金)北海道新聞朝刊の34ページに掲載されました。

 

※「ウレシパ」とはアイヌ語で「育て合い」の意

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